2006ドイツW杯観戦&モーツァルト&ハイジの旅

飲んだくれ夫婦の山あり谷あり旅行記 パート7

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(1)6月27日(火)スイス最終日。昨日と同様、朝6時の教会の鐘の音で目覚める。お昼過ぎの列車でフランクフルト(ドイツ)まで移動の予定。チェックアウトは12:00なので、朝食後、荷物は置いたままラガーツの観光と買い物へ出かける。

昨日の登山の影響で、足がパンパン。ひどい筋肉痛でまっすぐに歩けない。が、最後なので、がんばる。

大きな馬だった。

(2)観光地図にのっていた、古い城跡を目指す。夜にライトアップされていたのがホテルの部屋のバルコニーから見えたので、気になっていたのだ。

途中観光馬車を発見。馬があちこちにいてうれしい。

冬はスキーリゾートになるらしく、スキー場へ行くゴンドラステーションがある(夏場も運行していて、登山コースやハイキングコースがあるらしい)。

乗ってみたかったが、帰ってこれなくなると困るので今回は断念

まわりはぶどう畑

(3)城跡は見えるのだか、登る道が見当たらない。いろいろと歩きまわるが、道は見つからず。こっちかなと検討をつけて入ってみれば、人の家だったり・・・地元の人に何とかきこうとするが、英語が通じない。地図はホテルに置き忘れてしまったのだ。

ウロウロすること数分。やっと登る道を発見。そして、また山登り。

ハイジのアルプスをバックに

(4)城壁は古く、いつの時代のものかよくわからない。リサーチ不足である。が、景色はよかった。ラガーツの町並みが一望でき、川向こうにはマイエンフェルトの町。ハイジの山小屋はあの辺りだろうか・・・あちこちの家の1階に馬屋の跡を見つける。今も馬がいそうな家もあった。ふつうに庭に馬がいそうだ。

町に戻り、銀行を探して両替え。日本の銀行と違い、なんだか閑散としていて、入りづらい雰囲気であった。

(5)スーパーでインスタントスープを購入。お土産を物色。スイスは物価が高いが、駅のキヨスクよりは安い。でも地ワインのマイエンフェルダーは置いていなかった。

ホテルに戻り、ホテルの庭をはじめて散策する。部屋のバルコニーからは毎日眺めていたのだが・・・きれいに手入れされ、ハーブガーデンもあった。そしてその奥に、なにやら馬小屋のようなものを見つける。藁がしいてあって、馬を飼っていそうな雰囲気。

バルコニーからの眺め

(6)そして、ついに馬を発見。小さな黒いポニーと栗毛の乗用馬。小さな放牧地でのんびり過ごしていた。それにしても、こんな駅前のホテルの裏庭で馬に会えるとは・・・まさにガーデンホースホテル?もっと、早く存在を知っていれば、乗せてくれと交渉したのに・・・

この2頭、ボスはどうやら小さいポニーのようだった。大きさじゃないのね。

部屋に戻り、出発の準備をする。

仲良しの2頭かな

(7)正午前にチェックアウト、ホテルのレストランのカフェでランチとする。最後のビールを満喫。

ジョッキを片手に遠いアルプスの山々を眺め、またいつか来るぞと心に誓う。1週間くらいゆっくり滞在して、温泉にも入るんだ。冬もいいかもしれない。

13時、勘定を済ませ、駅にむかう。駅のスーパーでワインを数本購入。かなり重いが、後は列車に乗るだけとがまんする。

見送りは大雨、雷のおまけつき

(8)お天気が怪しくなり、激しい雷雨となる。昨日でなくてよかったと感謝する。

13:32発チューリッヒ(スイス)経由、ハンブルグ(ドイツ)行きのEC8号に乗る。平日のせいか、乗客もまばら。すぐに検札が来るが、何やら、怒られる。鉄道パスに今日の日付けが書いてないと言っている。えー、今までドイツでもオーストリアでも車掌が記入してくれたよ。と、思いつつも、言われるがまま自分で記入。が、よくよく説明書を読むと、自分で記入すると書いてあった。書いてないと、罰金とかパスを没収とか・・・勉強不足を反省。

(9)乗り換えのマインツ駅まで6時間。座席は広いので、飛行機よりは快適。途中車内販売があったので(スイスにはあるのか?)コーヒーを買ってみる。インスタントのネスカフェだった。

ドイツとの国境のバーゼル(スイス)にて国境警備隊の入国審査。車両内でパスポートをチェックされ、スタンプを押してもらう。W杯を見に行くのかと、きかれる。もう、見て来たよと言ったら、そうかそうかと(ホントか?)。車内で何やらサッカーの結果を放送してくれるも、ドイツ語はよく聞き取れない。

マインツ駅で近郊列車に乗り、フランクフルト空港へ。あまりに広すぎて、ホテルの入り口がわからない。目の前に見えているのに、なんてこった。

快適な1等車両

(10)20時、空港隣接のシェラトンホテルにやっと到着チェックイン。すぐに空港ビルに探検に出かける。お店はきっと遅くまでやっているはずだし、明日の全日空のカウンターの位置もチェックしておかねば。

スーパーを発見。マクドナルドも発見。各国のマクドナルドを食べる趣味があるので、今日の夕食はマクドナルドにしてもらう。ビールもメニューにあるのはベルギーと一緒。値段は日本とかわらず。

お土産は明日の午前中にまとめて購入することにして、ホテルに戻る。

スーパーで買ったビールを飲みながら、フランス対スペインの試合をテレビで見る。旅行最後の夜も終わる。

マクドナルド

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