2006ドイツW杯観戦&モーツァルト&ハイジの旅

飲んだくれ夫婦の山あり谷あり旅行記 パート4

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まるで白ソーセージのよう

(1)やっと最寄り駅frottmaningに到着。遠くにアリアンツアレーナが見えて来た。サポーターも徐々に増え、わくわく感も増す一方。

 まずは第1ゲートで荷物チェックとボディチェック。チケットはちらっとみただけなので、こんなもんなのかなあと思う。水の入ったペットボトルは没収。そう言えばチケットの裏に書いてあったかも・・・

中から見るとこんな感じ

(2)第1ゲートを通過した後、次は第2ゲート。ここでは、きちんと機械にチケットをあてて何やら認識させている。パスポートを見せての本人確認はされなかった。スタッフの人たちもみなフレンドリー。

さあ、いよいよスタジアムに入る。が、なにせカテゴリー3の座席で、アウェイ(スウェーデン側)のゴール裏、さらに3階。ひたすら階段を昇り、やっと到着。トイレをすまし、飲み物を購入して準備完了。

(3)ブロックごとの入場口でもチケットを確認され、あっちだと指さされた方向に進むが、座席の配置がよくわからん。

座席を探しウロウロしていると、親切なお兄さんがそこだよと教えてくれる。なんだか、みんな優しいので、感動する。

試合開始まで後45分。

ゴール裏の3階でも見やすい
(4)座席に着いてまわりを見渡すと、ドイツサポーターばっかり。一応まわりがスウェーデンサポーターばっかりだったら大変だと思い、黄色いTシャツも持参してきたが、どうやら必要なし。だが、アジア人はかなり目立つ。開催国ドイツの試合を観戦する私達はちょっと浮いた存在であった。まわりの目が、なんでおまえらがこんな大事な試合のチケットを持っているんだって感じだった。

ドイツサポーターだらけ

(5)両国の国旗が入場して、さあ、いよいよ選手がピッチに入ってくる。ドイツサポーターの声援もかっこよすぎて、鳥肌もの。キャーキャーという高い声は聞こえない。低い大声援がスタジアムに反響する。

両国の国歌斉唱が終わり、いよいよ試合開始。

(6)座っていると見やすいと感じたが、前の人が立ち上がると全く見えない。

でも、すぐ座る。立ったり座ったり、忙しい。後ろの人を気遣ってのことである。サッカー王国の人たちはサッカー観戦のマナーもよかった。

ゴレオゴール

(7)そうこうしているうちにドイツのチャンス!!ポドルスキーがゴール。が、立つタイミングを逃し、ゴールにボールが入った瞬間は見れなかった・・・。

8分後、またまたドイツのチャンス。そしてゴール。こんな早い時間に2点もとるなんて、ドイツもいよいよ波にのってきたかあ!!

(8)そして、前半35分スウェーデンのDFルチッチが2枚目のイエローで退場。

試合中なのに、ウェーブが始まる。W杯で許せないのが、このウェーブ。98年のフランス大会でもウェーブが起り、これは見ていてつまらない試合(日本戦)の時にやることなんだろうかと疑問に思ったものだか、どうやら違うらしい。どの試合でもやっているようなのだが、試合ちゃんと見ろよ!!応援しろよ!!と私は思った。

(9)後半8分にスウェーデンのPKのチャンス。が、大ベテランのラーションがはずしてしまう。これが、入っていたら、もっと緊迫感のあるおもしろい試合になっていたか。

PKをはずした瞬間

(10)試合は2ー0でドイツが勝ち、ベスト8入りを決める。マンオブザマッチは2得点にからんだクローゼ。ゴールした選手を選ばないところはさすがサッカー王国と感心する。

飲み物の容器も使い捨てでなく、飲み物代に1ユーロ加算され、返却すると戻ってくるというシステム。さすがエコの国。

しかし、ゴミについての意識は浦和サポの方が高いような気もした。けっこう、みんなポイ捨てしてたので、残念であった。

(11)ドイツサポーターも大興奮!!

アリアンツアレーナはとても見やすいサッカー専用スタジアムだった。外は明るかったため、ライトアップされたスタジアムを見ることができず残念だった。

(12)帰りの電車も大混雑。ひと駅戻って、始発に乗り、座席を確保。またまたノロノロ運転で途中で停まったりすると、サポーターが大ブーイング、車両を揺らす揺らす。脱線しないかとヒヤヒヤしたが、無事に到着。

ホテルに戻る途中の広場ではビールを飲みながら、サポーターたちが大騒ぎ。道路を行き交う車もクラクションを鳴らしながら走るので、うるさいうるさい。これぞ、W杯のだいご味である。

ホテルに戻り、アルゼンチン対メキシコをテレビ観戦。この夜は遅くまで外が騒がしかったのは言うまでもない。

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