2006ドイツW杯観戦&モーツァルト&ハイジの旅

飲んだくれ夫婦の山あり谷あり旅行記 パート2

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何書いてあるかわからないけど、ぶあつい。

(1)2006年6月23日いよいよザルツブルグに向けて出発。ミュンヘン駅構内のキヨスクで新聞を買い、9:28発のヨーロッパ都市間特急EC63号に乗り込む。予約は念のため日本の旅行代理店でしてきたが、1等はほどほどに席もうまっていた。そして、検札も無事に終了。車内販売のワゴンはまわってこないらしい。読めないドイツ語の新聞を開き、前夜のブラジル対日本の記事の扱いをチェック。

1等客車は日本のグリーン車なみの広さ

(2)ドイツの鉄道は遅れることが結構あるといううわさをきいていたが、どうやら私達の乗り込んだこの列車も遅れが出ている模様。途中、かなり停車する。10:54分到着予定だが、列車はノロノロと進んだり、停まったりを繰り返す。ザルツブルグまではノンストップなはずだが、何だか駅のようなところで停車。え!ここがザルツブルグか?駅名の標識も見えない。降りなきゃと思い、通りがかりのおじさんに、ここはどこか?ときいてみる。ザルツブルグではないらしい。降りなくてよかった。この親切なおじさん、ザルツブルグに近くなったら、わざわざ私達の席まで知らせに来てくれた。

(3)結局10:54分到着予定のところが遅れに遅れ、11:45分着。日本から申し込んでいた、ザルツブルグ半日観光の集合時間は11:45分。スタート時間は12時。遅刻だ。間に合うか?

駅から集合場所までの詳細な地図もないまま、とにかく歩く。方向は合っていると思われたが、途中、二またになっている場所で迷う。こんな時は聞くのが手っ取り早いので、下校中の小学生をつかまえて、ミラベル庭園はどこか聞く。英語は通じなかったが、ミラベルだけで通じ、あっちあっちと指さされた方向をすすむと集合場所があった。なんとか出発時間には間に合った。

レオポルドクローン宮はサウンドオブミュージックのトラップ一家のお城の裏側として使われた。

(4)ザルツブルグ半日観光は日本人女性のガイドが案内してくれた。

 ミラベル庭園〜モーツァルトの住居〜モーツァルトの生家などを車から眺め、その後ちょっと町から外れたレオポルドクローン宮、ヘルベルン宮殿を回り、ミラベル庭園に戻る2時間コース。ザルツブルグはサウンドオブミュージックという名映画の撮影場所で有名。映画のシーンがいろいろと蘇り、大感激。7月にモーツァルト関連の行事が集中するらしく、こちらの盛り上がりは遅れている工事現場でしか感じることができなかった。

ヘルベルン宮殿にはサウンドオブミュージックで使われたガラスの東屋が移築されている。

モーツァルトの住居:戦後復興された建物

(5)観光ツアーも無事に終了。帰りの列車までの時間は町中を歩き回る。まずは、ガイドさんが教えてくれた本家本元のモーツァルトチョコを一個だけ買って食べる。お土産にしたいところだか、暑くて溶けてしまうのは目に見えているので、断念。そして、モーツァルトの住居見学。入館料6ユーロで日本語の音声ガイド付き。見学に1時間近くかかった。250周年記念CDでも買おうと思っていたが、そんなもの見当たらず。ショップにも関連グッズがあるわけでもない。商売っヶが全くない。それとも7月以降に発売されるのか?

シュテルンブロイの地ビール

(6)旧市街まで10分程歩き、地ビールのお店シュテルンブロイに入り、かなり遅い昼食を取る。観光地だけあって、英語のメニューもあったが、頼んだのはフライドチキンとフライドポテト、コールドポークとパンとチーズの盛り合わせというよくわからない料理。デザートの「ザルツブルガーノッケル」はとりあえず注文したが、食後に出て来たその大きさを見てびっくり。食べてみて、甘さにびっくり。とても食べきれなかった・・・

食事の後はまた観光。途中馬洗い場に寄り、今度はモーツァルトの生家。黄色い壁が有名だが、中は特にめぼしいものもなく、ちょっとがっかり。

ザルツブルガーノッケル
泡立てた卵白を焼いたもの

馬洗い場の見事な馬の絵

モーツァルトの生家

レジデンツ広場のパブリックビューイング 時間あれば観戦したかった

(7)レジデンツ広場にはW杯にあわせて、パブリックビューイングの大画面とスタンドが設置されていて、3時からの試合をやっていた。オーストリアは自国が出場していないので、盛り上がりが、いまひとつとガイドさんからきいていたが、結構盛り上がっていた。

 あこがれの観光馬車が何台も並んでいて、馬の種類もいろいろで見ていておもしろかった。馬たちはとてもいいこで観光客に触られても、一歩も動かず。よく調教されていて、びっくり。

レジデンツ広場の観光馬車
馬車も乗ってみたかった

(8)町並みを散策しながら、駅方面に戻りつつ、ミラベル庭園で記念撮影。さすがにドレミの歌を歌うことはできなかったが、アメリカ人などはみんなポーズをとったり、歌を歌ったりするらしい。

19:03発のEC62に乗り、帰りは遅れることなく20:34にミュンヘンに到着。夕食を駅構内の売店で仕入れてホテルに戻り、21時開始のトーゴ・フランス戦をテレビで観戦。

今回はミュンヘンからの日帰り観光という、かなり無茶なことをしたため、他にもいろいろと見てみたかったり、食べてみたかったりしたことができず残念であった。

ミラベル庭園の階段:

ドレミの歌で有名

気分はマリア

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