1998フランスW杯観戦&チュニジアの旅

飲んだくれ夫婦の初めてのW杯観戦旅行記 パート5

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チュニジア2日目は久しぶりに朝寝坊をさせてもらいました。朝ごはんはフランスパンとコーヒーと昨日買ったスイカ。

お昼近くに家を出て地元の郊外電車(全部で4両位、一応1等車両)に乗って街の中心に出ました。

アラブ人ばっかりで怖かったです。普通の地元在住日本人は怖がってあまり乗らないみたい。K夫人の案内があってこそでした。

午前中大使館にてお仕事だったKさんにひろってもらって、まず昼ごはんを食べに行きました。

なんていう料理か忘れちゃったんだけど、(多分カバブー)パンみたいのに焼いた肉(羊)のかたまりからうすく切ったのと野菜をはさんであるやつ。

ちょっと辛いのもいれて。すごいボリュームでした。

さらにポテトフライがどっさり!そして地元のジュース、BOGA。味はジンジャーエールのようでした。

その後は、ローマ人の作ったという水道橋の遺跡を見学に。

といっても道ばたに延々と続いているので、見学料は無料。ローマ人はお風呂の為に何十キロも橋を造って水をひいたんだってさ。びっくりしちゃうよね。

その後は、ナブールという陶器の街に高速道路を使って行きました。すごくきれいな焼き物なんだけど、持って帰るのが大変でしょ。断念して小さなお皿を買ってきました。直接日本に帰れるんだったら大皿を背負って帰ったんだけどね。

ちょうど、ワールドカップのチュニジアの試合がはじまってて、おみやげ物やのお兄ちゃんなんかテレビに釘付けで、私の値段交渉に全然応じてくれなかったさ。

サッカーの試合の方が大事なんだってさ。プンプン。街の人の姿は全くなく、観光客ばっかり。サッカーってすごいね。

それから、ハマメットという海辺のリゾート地へ。本日のお宿はスペイン風?ホテルのフローラパーク(四つ星)。1泊いくらだったかはわかりません。K家がお支払いして下さったので。

プールが屋外にも屋内にもあって、これぞリゾートって感じでした。食事はいまいちだったけど。日本の温泉ホテルみたいな感じ。だってさバイキングなんだもの。むこうのリゾートって長期滞在だから、そんなもんなのかしらね。

で、夜は麻雀です。なんでここまできて、マージャンなの?って思うでしょ。チュニジアの日本人って娯楽が少ないから、マージャン大会とかよくやってるみたいだよ。

で、K夫人の練習のお相手をしたのでした。けっこうおもしろかったけど。

次の日は、ハマメットの街の城跡へ。

これもローマ帝国の遺跡です。初めてみる地中海にちょっと感激したりして。

この日は天気も良く海もチュニジアンブルー。

お昼は軽く地ビール屋さんへ。

チュニジアではめずらしいアルコールの飲めるお店なので、観光客がたくさんいました。

日本でも地ビールがはやりだけど、まさかチュニジアでもはやってるとは思いもしなかったね。

で、Kさんが3時からお仕事なのでチュニスへ戻り、私達3人はワインを買いに日本大使館近くのスーパーへ。

チュニジアワインてきいたことないでしょ。でも、けっこういけるのよ。ただ、1本1本中身の量が違うっていうのはいかにもチュニジアらしいよね。

スーパーの中でも隅っこの隠された場所にワイン売場はありました。そこで、6本を自分たちのお土産用に買ったんだけど、持って帰るの重いよね。機内持ち込みだしさ。

で、それを大使館のKさんに預けて、いよいよチュニス旧市街のメディナに向かいます。

メディナへはタクシーで向かいました。

あちらのタクシーは男の人は助手席に乗るらしくて、運転手の話し相手をしなきゃならないんだってさ。女性2人は後部座席に1号は助手席に。

話し相手はできなくても、一応地元のしきたりにしたがわなきゃね。

ちなみにタクシーはしっかりメーターが付いて比較的安い。(観光国の為、政府から補助が出ているらしい)

しかし、あっちの道路事情ははっきりいってなんでもありです。車線も自分の走ってるところが車線みたいな感じだし。さすがに、片側1車線道路は普通だったけどね。

ところで、外ナンバーの車って日本でも治外法権で強いけど、K家の自動車も外ナンバーでした。ということで、メディナの話は次回へ持ち越しです。毎回長くてごめん。

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