2002年日高エンデュランス大会

20km耐久レースに初参加しました!!

 2002年8月4日(日)20kmの耐久レースに「つばさ」と「みさき」で初参加しました。完走賞をもらうには、規定タイム120分以内にゴールしなければならなかったところを、121分42秒という残念が結果でした。ホントに惜しかったです。うーん、くやしい。

 でも、スタート時の2頭の興奮状態(跳ねる、横っ飛びする、かかるなど)から見たら、人馬ともに無事にゴールできただけでも奇跡です。スタートから、あまりに興奮しすぎた2頭はそこで体力を使いきってしまったのでしょう。まあ、前日の夜から馬房も変わってエサをあまり食べなかったとか、いろいろ原因はあると思うのですが、後半はスタミナ切れ。

 前日の獣医検査でも体温計を肛門に入れたまま歩様検査を命じられた「つばさ」くんは大暴れ、あぶなく放馬するところでした。「みさき」も普段と違う雰囲気に落ちつきなく別馬と化してしまい、飼い主もドキドキ。

 でも、一晩たてば慣れるだろうと思ったのが、甘かったです。

 もともと音(おと)に弱い「みさき」くん。スタート時のカウントダウンの音に興奮状態はピークに!!おまけに知らない馬がいっぱいだ!!もうもう、どうしたらいいんだって感じでした。後ろから来る馬のドドドっていう音にも過剰に反応。騎乗した作者2号も「みさき」の跳ねには慣れていたはずですが、この時ばかりは落ちそうになりました。連鎖反応で「つばさ」も大暴れ。騎乗してくれた14才の会員の女の子はベテランだったのでなんとか落馬は免れました。ふー。とりあえず馬を落ちつかせなながら、何とか10km地点の給水ポイントまで行きました。その後馬はいつもどおりに戻ったものの体力は回復せず、そのままゴール。あと2分早ければ・・・

 20km耐久レース15頭出走のうち、完走は9頭でした。残り4頭はタイムオーバー、レース後の獣医検査で2頭は失権となりました。「つばさ」も「みさき」もレース後の獣医検査には合格だったので、本当にあと2分が悔やまれます。

 来年にむけてもっと馬達は経験を積まねばなりません。まずは「みさき」の音馴らしからトレーニング開始です。果たして、来年も開催されるのか?日高エンデュランス競技大会。

↑給水ポイント(10km地点)
↑長い上り坂